クロップ監督、『アンフィールド』のサポーターに苦言「後方の雰囲気に満足できなかった」

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ホームのサポーターに苦言を呈した。20日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。

 カラバオ・カップ(リーグカップ)準々決勝が19日に行われ、リヴァプールはウェストハムと対戦した。試合は、28分にドミニク・ソボスライのゴールでリヴァプールが先制に成功すると、56分にはカーティス・ジョーンズが追加点を奪取。その後も、立て続けに得点を奪ったリヴァプールが、5-1で勝利を収めた。

 ウェストハムを圧倒して大勝したリヴァプールだったが、指揮官は本拠地『アンフィールド』の雰囲気に納得がいっていない様子。試合後のインタビューに応じたクロップ監督は、「前半、選手たちが素晴らしいプレーを見せたとき、私は後方の雰囲気に満足できなかった」と不満を漏らしている。

 また、「彼らは何を望んでいるんだ?私たちは多くのことを修正し、狂ったようにウェストハムを支配し、チャンスを逃した。もし私がスタンドにいたら、1000パーセント前のめりになっていただろう」とコメント。続けて、「粉砕できなかったことが残念だと言わなければならないほど、マンチェスター・ユナイテッド戦がひどいものだったのかどうかはわからない」と17日に行われたリーグ戦で引き分けたことが、尾を引いている可能性に対しても不快感を示した。

 一方で、23日に控えた首位・アーセナルとの大一番に向けては、「土曜日にはアンフィールドが必要だ」とサポーターに共闘を呼びかけ、「アーセナルは今週プレーしていない。彼らについて知っている人なら誰でも、彼らがしっかり準備を整えてくることは知っている。だから、私が相手監督と口論することなく、アンフィールドには最初の1秒から気を引き締めてもらわなければならない」と意気込みを口に。最後には、「体調が良くないなら、チケットを他の人に譲って欲しい」と熱気溢れる『アンフィールド』を求めている。

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