宮野真守、声優の面白さに気付いたきっかけを明かす「こんな表現できるんだ…

12月17日に放送された日本テレビ系『おしゃれクリップ』に、宮野真守が出演。自身の子役時代や、声優になったきっかけを明かした。
7歳で芸能界入りした宮野は、芸歴1年目の8歳で1992年に放送された同局ドラマ『素敵にダマして!』に出演。番組では、兄と共演したという当時の秘蔵VTRが放送された。
しかし、宮野は子役時代について「ずっとエキストラだったんですよ、お仕事が。正直売れなかった、子役としては」とコメントし、出演者から「同期とかで子役でやってて活躍してった子達もいた?」と聞かれると、宮野は「いましたいました。僕はどうしてあぁなれないんだろうっていうフラストレーションとか劣等感をずっと抱えながら生きてきて」と告白。
その上で「中学時代まではそれでも何となく良かったんですよ」と話しつつ、「高校に入ってめちゃくちゃ焦って」「何となく感覚的には売れ残り。みんなが自分の進路を周りが決めて、焦った時に、当時のマネージャーから『宮野くん。声優のオーディションがあるんだけど、今までとは違う自分が顔を出してやるオーディションじゃないんだけど、受けてみる?』って言われたんです」と、声優になったきっかけを回顧した。
その後、海外ドラマのレギュラーの仕事を受けた宮野は、1話のオンエアで自身の声に幻滅してしまったというが、「先輩方の背中を見ながら必死に覚えた時に、吹き替えの仕事だったのが功を奏して、僕のやってた子役の海外の役者さんがめちゃくちゃ上手かったんですよ」「そこに乗っかったときに、“俺こんな声出せるんだ”とか、“こんな表現できるんだ”っていうのが見つかって、そこで声優の面白さっていうのを初めて味わって」「そっから自分でもいろんな技術が磨かれていったかなっていう感覚はあります」と語っていた。

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