オシムヘンがナポリと新契約合意に近づくも…チェルシーは獲得に自信か

 チェルシーが、ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに依然として関心を寄せているようだ。14日、イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が報じている。

 2度の指揮官交代に踏み切った昨シーズンはプレミアリーグで12位に終わり、欧州の主要コンペティションへの出場権を逃したチェルシー。巻き返しを図る2023-24シーズンに向けて、同クラブはマウリシオ・ポチェッティーノ監督を招へいし、今夏の移籍市場ではエクアドル代表MFモイセス・カイセドやフランス代表FWクリストファー・エンクンク、イングランド代表MFコール・パルマーら多くの即戦力を獲得した。

 しかし、序盤戦は不安定な戦いが続き、ここまで16試合を消化しての戦績は5勝4分7敗。勝ち点「19」で12位に低迷している。こうした現状を受け、ポチェッティーノ監督はチームの得点力を改善するべく、最前線に高さとフィジカル能力に優れたトップレベルのストライカーを加えたいと考えている模様で、依然としてオシムヘンの獲得を望んでいるようだ。

 そんななか、今回の報道によると、チェルシーは来夏での獲得を目指してオシムヘンを“トップターゲット”に据えているものの、オシムヘンはナポリとの新契約合意に近づいており、その契約には1億3000万〜1億4000万ユーロ(約200〜216億円)となる巨額の契約解除条項も付随することが報じられている。しかし、チェルシーは移籍金が明確に設定されることを前向きに捉えており、獲得に向けて多額の資金を注ぎ込む可能性があると伝えられている。また、オシムヘン本人もプレミアリーグでのプレーに興味を示しているとも報じられ、チェルシーは獲得に自信を持っているようだ。

 果たして、チェルシーはオシムヘン獲得に向けて巨額な契約解除金を支払うこととなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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