
ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、指導してきた選手の中から最高の11名を選出した。14日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
現在60歳のモウリーニョ監督は、これまでにポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムなど数々のビッグクラブを指揮。“スペシャル・ワン”の異名を持つ同監督は、優れた手腕とカリスマ性を武器に2度のチャンピオンズリーグ制覇など、数々のタイトルを手にしてきた。2021年夏から率いるローマでは、2021-22シーズンにクラブ史上初の欧州タイトルとなるヨーロッパカンファレンスリーグ優勝へと導いた。
これまで世界的なトップ選手とともに共闘してきたモウリーニョ監督だが、かつてチェルシーなどで活躍した元ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケル氏が運営する『オビ ワン・ポッドキャスト』内でベストイレブンを発表。監督キャリアの中で指導してきた多くの教え子たちから、選りすぐりの11名を挙げている。
GKには、過去にチェルシーなどでプレーした元チェコ代表GKペトル・チェフ氏が選出。DFラインにも同じくチェルシーでリーグ制覇を達成した元イングランド代表DFジョン・テリー氏と元ポルトガル代表DFリカルド・カルヴァーリョ氏、元フランス代表DFウィリアム・ギャラス氏が並び、右サイドバックには現在インテルで副会長を務める元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏が選ばれた。
モウリーニョ監督が特に悩みながら厳選した中盤にも、元チェルシーのプレーヤーが多く並ぶ結果に。横並びのセントラルMFに、元フランス代表MFクロード・マケレレ氏とチェルシー歴代最多得点記録保持者であるフランク・ランパード氏を配置しつつ、トップ下には今年の3月に現役引退を発表した元ドイツ代表MFメスト・エジル氏をセレクトしている。
また、「4-3-3」の最前列に元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏の名前を挙げ、左ウイングには元ベルギー代表FWエデン・アザール氏を、右ウイングには唯一現役選手の中からポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを選んだ。
▼モウリーニョ監督が選出したベストイレブン
GK:ペトル・チェフ
CB:ジョン・テリー
CB:リカルド・カルヴァーリョ
RSB:ハビエル・サネッティ
LSB:ウィリアム・ギャラス
CMF:クロード・マケレレ
CMF:フランク・ランパード
OMF:メスト・エジル
RWG:クリスティアーノ・ロナウド
LWG:エデン・アザール
CF:ディディエ・ドログバ