LIV移籍のラームはPGAツアーから出場停止処分!フェデックスカップポイントも削除へ

ジョン・ラーム(スペイン)の電撃LIVゴルフ移籍の波紋が続いている。11日、PGAツアーはラームの正式発表を受けて同ツアーの規約に従いラームを出場停止処分にしたと選手らにメモを送付し発表した。
「PGAツアーのトーナメント規約により、同ツアーが認めていないトーナメントに出場するジョン・ラームは出場停止処分となり、今後PGAツアーのトーナメントには出場できない」とした。さらに「これによりフェデックスカップ・プレーオフ、及びポイントリストは2023年の結果は変更され、2024年シーズンの最終出場資格は更新される」と通達された。
 
2022−23年シーズンのフェデックスカップポイントを18位で終えたラームはそのリストから名前が外され、ラーム以下の選手はそれぞれ1ランクアップ。51位で終えたマッケンジー・ヒューズ(カナダ)は50位となり、24年シーズンの賞金総額2000万ドル(約28億円)の高額賞金大会で50位までが得る“シグネチャー・イベント”への出場権を獲得することになる。50位だった松山英樹は49位となる。
 
また126位だったカール・ヤン(中国)125位までのフルシード権を獲得し、3月の旗艦大会「プレーヤーズ選手権」にも参戦。ポール・ハーレーⅡ(米国)は151位から150位に入ったことで準シードを獲得した。またアレックス・スモーリー(米国)はフェデックス・フォール終了時点の61位から60位にアップし、2024年の“シグネチャー・イベント“の最初の2大会、「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」と「ジェネシス招待」への出場権を得た。(文・武川玲子=米国在住)

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