首位陥落のアーセナル、指揮官と主将が奮起を求める!「選手たちに『顔を上げろ』と言っただけだ」

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督と同クラブの主将を務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが、アストン・ヴィラ戦を振り返った。9日、クラブ公式サイトが両者のコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第16節の6試合が9日に行われ、アーセナルはアストン・ヴィラと対戦した。試合は開始序盤の7分にジョン・マッギンのゴールで、ホームのアストン・ヴィラが先制に成功。終盤にはアーセナルのカイ・ハフェルツがゴール前の混戦からネットを揺らすが、ハフェルツのハンドにより同点ゴールは認められず。1-0で勝利したアストン・ヴィラがクラブ新記録のホーム15連勝を達成した一方、敗れたアーセナルは首位から陥落した。

 出場停止処分により、スタンドからアストン・ヴィラ戦を見守ったアルテタ監督は、「この結果は非常に残念だ」と悔しさを口にしつつ、「私は選手たちに『顔を上げろ』と言っただけだ。今日は本当によくできたことが沢山あったが、試合結果はボックス内で決まることで、今日は試合に勝つためのレベルで要求される精度がなかった」と敗戦の要因を分析している。

 また、キャプテンとしてフル出場したウーデゴーアも、「この試合は負けに値しなかったと思うが、同時にもっとうまくやれたはずだ」と悔しさを露わに。「特にゴール前で相手に簡単に得点を与えてしまったし、相手ゴール前でも少しずさんだった」と指揮官と同様にボックス内での精度を問題視した。

 一方で、「僕たちは次に目を向けなければならない。試合はすぐにやって来るから、自分たちは下を向いている暇はない。改善して次の試合で挽回するため再びハードワークしなければならないし、それが僕たちがやるべきことだ」と気持ちを切り替える必要があると主張している。

 最後には、「彼らは素晴らしいチームだ。ホームでの戦績がそれを物語っている。結果を出すのに十分なことはできたと思うが、今日はその日ではなかった」とクラブ新記録となるホーム15連勝を達成したアストン・ヴィラに称賛を送った。

【動画】アストン・ヴィラvsアーセナルのハイライト!

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