遠藤航がフル出場のリヴァプール、リーグ戦8試合無敗に! シェフィールド・Uを2-0で撃破

 プレミアリーグ第15節が6日に行われ、シェフィールド・ユナイテッドとリヴァプールが対戦した。

 4シーズンぶりのリーグ制覇を目指す今シーズンは、ここまで14試合を消化し、9勝4分1敗の成績で2位につけているリヴァプール。リーグ戦7試合無敗と好調を維持しながら迎えたシェフィールド・ユナイテッドとの一戦に、エジプト代表FWモハメド・サラーやオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクらを先発に起用し、前節フルアム戦で豪快なミドルシュートを決めた日本代表MF遠藤航もアンカーでスタメンに名を連ねた。

 試合は、序盤からリヴァプールがボールを握ってゲームを支配する。しかし、12分にリヴァプールがコーナーキックの流れから前がかりな状況になった場面で、シェフィールド・ユナイテッドのキャメロン・アーチャーがハーフライン付近でボールを奪取。2vs1の局面からジェームズ・マカティーへのパスを選択し、そのまま胸トラップで収めてシュートに持ち込むが、リヴァプールのGKクィービーン・ケレハーがビッグセーブでピンチを防いだ。

 度々相手ゴールに迫りながら、ゴールを奪えないリヴァプールだったが、37分にスコアが動く。右サイドでコーナーキックを獲得すると、キッカーを務めたトレント・アレクサンダー・アーノルドが、右足で鋭いクロスを送り込む。相手選手との駆け引きを制してフリーとなっていたファン・ダイクが、ダイレクトでネットを揺らして先制に成功。頼れるキャプテンの今季初ゴールでリヴァプールがリードを奪った。

 シェフィールド・ユナイテッドの堅いブロックに苦労するリヴァプールは、再びセットプレーから決定機を作り出す。55分に右サイドでコーナーキックを獲得し、アーノルドのクロスにサラーがフリーで合わせる。右足で放たれたシュートは勢いよく枠をとらえるが、シェフィールド・ユナイテッドのGKウェス・フォデリンガムが左手一本で弾き出した。

 77分には、ファン・ダイクが右サイドへと振った大きなロングパスから、ハーフレーンに顔を出したアーノルドが、相手DF間のギャップを通すスルーパスを供給。途中投入のダルウィン・ヌニェスが完全に裏へと抜け出し、GKと1vs1の場面を迎えたものの、シュートは弾かれ得点には至らない。

 このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、遠藤のパスカットからヌニェスがドリブルを開始。ボックス左角で1度はボールを失うが、すぐさまプレッシャーをかけて奪取すると、ゴール前でフリーとなっていたソボスライ・ドミニクに素早くクロスを送り、コントロールから落ち着いて蹴り込んで追加点を奪った。

 試合は、地力の差を見せつけたリヴァプールが2-0で勝利。攻守でチームを支え続けた遠藤は、フル出場を果たしている。次節は9日に行われ、シェフィールド・ユナイテッドはホームでブレントフォードと対戦。リヴァプールはアウェイでクリスタル・パレスと対戦する。

【スコア】
シェフィールド・ユナイテッド 0-2 リヴァプール

【得点者】
0-1 37分 フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)
0-2 90+4分 ソボスライ・ドミニク(リヴァプール)

【動画】チームを勝利に導いたファン・ダイクの今季初ゴール!

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