日本を苦しめたアルゼンチン次世代の至宝をめぐり欧州ビッグクラブが争奪戦…マンCが優位か!?

 アルゼンチンメディアの『TyCスポーツ』が5日、リーベル・プレート所属のU-17アルゼンチン代表MFクラウディオ・エチェベリをめぐり、欧州ビッグクラブが争奪戦を行うなか、マンチェスター・シティが優位な位置にいると報じた。

 名門リーベル・プレートの下部組織で育ったエチェベリは、“ディアブリート(小さな悪魔)”の愛称を持ち、アルゼンチン次世代の至宝と期待される存在だ。「FIFA U-17ワールドカップ インドネシア2023」では、グループステージのU-17日本代表戦での先制ゴールや、南米の宿敵U-17ブラジル代表戦でのハットトリックを含む5得点を決める活躍を見せた。
 
 そんなエチェベリの獲得を目指し、レアル・マドリード、バルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)、ユヴェントス、インテル、ミランなど、欧州ビッグクラブがエチェベリの動向を追っているが、エチェベリ争奪戦で優位な位置にいるのがマンチェスター・シティだという。

 マンチェスター・シティは2022年にエチェベリの「先輩」でもあるアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスをリーベル・プレートから獲得。それを機にリーベル・プレートとの関係を築き、エチェベリを視察するスカウトを何度も派遣するなどしている。そのため、マンチェスター・シティがエチェベリ獲得レースの先頭を走る存在だと指摘されている。

 なお、来年1月に18歳となるエチェベリだが、リーベル・プレートのトップチームでの公式戦出場はこれまで4試合にとどまっており、マンチェスター・シティがエチェベリ獲得に本腰を入れるのは同選手がリーベル・プレートのトップチームにおいて、ある程度の試合経験を積んだあとになると同メディアは予想している。

 エチェベリはリーベル・プレートと2024年末まで契約を結んでおり、契約解除金は2500万ユーロ(約40億円)で、各国移籍市場終盤での移籍の場合、契約解除金が3000万ユーロ(約48億円)に上昇するよう設定されている。また、リーベル・プレートはエチェベリとの契約期間を来季プレシーズン前に延長し、契約解除金を5000万ユーロ(約80億円)まで引き上げることも検討しているようだ。

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