
ラ・リーガ15節が2日に行われ、レアル・マドリードとグラナダが対戦した。
2シーズンぶりの優勝を狙うレアル・マドリードは、ここまでリーグ戦8試合負けなしで首位をキープ。チャンピオンズリーグ(CL)を含めると直近の公式戦で4連勝中と絶好調を維持している。19位グラナダを本拠地に迎える今節も勝ち点「3」を手にし、首位の座をしっかりと固めたいところだ。レアル・マドリードはジュード・ベリンガムやロドリゴ、フェデリコ・バルベルデらが順当にスタメンに名を連ねた。
試合開始直後の11分、グラナダにアクシデントが発生。腰を痛めたGKラウール・フェルナンデスがプレー続行不可能となり、アンドレ・フェレイラとの途中交代を余儀なくされた。序盤から主導権を握るレアル・マドリードは15分、右サイドの敵陣深くでダニエル・カルバハルやジュード・ベリンガムらがパスを繋ぐと、最後はF・バルベルデが右足でするいクロスを供給。しかし、ゴール前の味方にはわずかに合わなかった。
攻勢を強めるレアル・マドリードは26分、右サイドの敵陣深くでボールをキープしたブラヒム・ディアスが中央へパスを送り、自らはボックス内へ侵入。トニ・クロースの絶妙なスルーパスを受けると、ワンタッチから冷静に流し込み先制に成功した。42分、左サイドバックのフェルランド・メンディが中央へパスを繋ぐと、B・ディアスがフリックしこれを受けたベリンガムがボックス内へ侵入。しかし、左足のシュートは惜しくも枠の右へ外れた。
グラナダは左サイドのブライアン・サラゴサにボールを集めるもシュートまで持ち込めない時間が続く。レアル・マドリードが主導権を握ったまま、前半は1-0で終了した。
後半最初のチャンスもレアル・マドリード。49分、敵陣中央でルーズボールを拾ったベリンガムが前方右のスペースへ素早く展開。これを受けたB・ディアスがカットインから左足で狙ったが、シュートは枠を捉えられず。57分にはホセルのフリックでボックス内左に抜け出したB・ディアスが中央へ折り返し、走り込んだベリンガムがダイレクトでシュート。これはGKに阻まれるも、こぼれ球をロドリゴが押し込みリードを2点に広げた。
74分、バルベルデがピッチ中央から大きく左へ展開すると、これを受けたベリンガムはタメを作ってボックス内へ浮き玉のパスを送る。これに走り込んだバルベルデがダイレクトでゴールを狙ったが、シュートはGKの好セーブに阻まれた。その後も攻め続けたレアル・マドリードはグラナダに反撃のチャンスを与えず2-0で試合を締め括った。これで公式戦5連勝となり、ロドリゴはここ5試合で7ゴールを記録している。
次節、レアル・マドリードは9日にアウェイでベティスと、グラナダは10日にホームでアスレティック・ビルバオと対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 2-0 グラナダ
【得点者】
1-0 26分 ブラヒム・ディアス(レアル・マドリード)
2-0 57分 ロドリゴ(レアル・マドリード)