杉浦悠太はプロ2戦目で初めてのプロアマ戦「すごく緊張していた」

＜ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇29日◇東京よみうりCC（東京都）◇7023ヤード・パー70＞

2週前の「ダンロップフェニックス」で史上7人目のアマチュア優勝を達成した杉浦悠太（日大4年）。プロ転向後2試合目で、30人しか出場できないエリートフィールドの最終戦に初めて出場する。
前日の水曜日は初めてのプロアマ戦に参加した。「始まる前はどんな感じか全く想像がつかなかったので、すごく緊張していたのですが、（同伴者が）良い方たちばかりだったので、緊張がほぐれて楽しくラウンドが出来ました」と初々しいコメント。休憩中には初優勝の時の話題で盛り上がったという。
 
これまではテレビ観戦のみで楽しんでいた今大会だが、今年はプロとして出場する。実際にラウンドしてみてのコースの印象は、「やっぱりグリーンの傾斜がすごい。何も知らずにグリーンに乗せた時に、絶対寄らないようなところに行ってしまったりしていました。本当に考えることが多いコースだと思います」と警戒する。
 
先週のプロ初戦となった「カシオワールドオープン」では予選落ちに終わったが、自身の調子は悪くないと話す杉浦。「最終戦はなかなか出られる試合ではないと思うので、出場する以上は優勝目指して頑張ります」 とプロ初優勝へ意気込んだ。（文・神吉孝昌）