河本結は「舞台に立てるように準備を」 QTのカギは“最終日のバックナイン”

<JLPGA ファイナルQT 初日◇28日◇葛城ゴルフ倶楽部宇刈コース(静岡県)◇6421ヤード・パー72>

昨季はメルセデス・ランキング52位で前半戦出場権を獲得した河本結は、今季シード復活とはならず。QTはファーストから出場。順当にファイナルへと進み、初日は2アンダーの6位タイで滑り出した。
地元・愛媛県での今季最終戦「大王製紙エリエールレディス」で日曜日まで戦い抜くと、ファーストステージの埼玉(A地区)へ移動。そして今週は葛城でのファイナルQTとタフな連戦が続いてるが、「体はそんなに疲れは感じていない。残り3日間なのでそこでベストを尽くせるように」と見据えていく。

最近の調子については「崩しまくっているけど、どうにか耐えている感じ」と本調子とは言えなさそう。最大瞬間風速17.5m/sの風には翻弄されたが、「8番アイアンでの良いショットが100ヤードしか飛ばなくてバンカー目玉。でもそういうのがあってこそゴルフだなと思うし、楽しいと思う」と前向きに18ホールをプレーしていくことができた。

大王製紙エリエールレディスでは、地元のファンからの声援をたくさんもらった。今季は31試合のうち予選通過は12試合のみと低迷する結果になったが、「この世界は自分で自分のやったことに責任を取らないといけない。応援してくれているので良いプレーを届けられるように、その舞台に立てるように準備をしたい」と力強く話す。

72ホールの戦いで大事になるのは、ラスト9ホールでのスパート。「4日目のバックナインで勝負できる体力が残っていないとダメ。ショットの調子というよりは体力を温存していきたい」と、まずは体調第一で、さらに上を目指していく。(文・笠井あかり)

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