『ウィッシュ』ヒロイン役の生田絵梨花、劇中歌で披露している美しく力強い…

12月15日から公開が予定されている、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念のミュージカル映画『ウィッシュ』で、主人公・アーシャの日本版声優を務める生田絵梨花。既に音楽番組などでは劇中歌『ウィッシュ~この願い~』を披露しており、その美しく力強い歌声で、公開前から話題となっている。本記事では、“ディズニーアニメの吹き替えを担当することが夢だった”という彼女のこれまでの軌跡を振り返りつつ、その歌声の魅力を紐解きたい。
乃木坂46卒業後、女優としてミュージカルやドラマなど多方面で活躍している生田。今年はドラマ『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)で自身初のラブストーリーに挑戦し、主人公の心に残る“忘れられない元カノ”役を好演したほか、『MEAN GIRLS』『GYPSY』といったミュージカル作品にも立て続けに出演するなど、確かな実力で女優として着実にステップアップを続けている。
そんな彼女の新たな挑戦が、『ウィッシュ』の主人公・アーシャの日本版声優だ。同作は、願いが叶う魔法の王国で暮らす少女・アーシャが、すべての“願い”は魔法を操る王に支配されているという真実を知ってしまい、国民たちの願いを取り戻すために立ち上がるというストーリー。今回、アーシャ役をオーディションで射止めた生田は、自身のInstagramの投稿で喜びの心境を明かしつつ、「これからは、この作品を通して みなさんに夢を受け取っていただけるように 精一杯走ります!!! 既に走り出しております!!!」と意気込みも語っており、「夢を叶えていくいくちゃん応援できて幸せ」「長年の夢を叶えたいくちゃんすごいよ」といった多くの祝福コメントが寄せられた。夢を見事に叶えた生田の姿は、作中でのアーシャの活躍と共に、人々に勇気や希望を与えるのではないだろうか。
また、生田は、アーシャが歌う劇中歌『ウィッシュ~この願い~』のお披露目イベントに登場した際、同曲を“エモーショナルな楽曲”だとした上で、「ただ力強いっていうだけではなくて、祈りのような優しさ、温かさだったりとか、迷いとか躊躇とか、そういった葛藤とか、本当にいろんな要素が集まって、楽曲の力強いエネルギーになってるんだなあというふうにすごく感じました」と印象を語っている。アーシャのさまざまな感情を表現した楽曲を圧倒的な歌唱力で歌い上げる生田に対し、アメリカのディズニー本社も“曲の中にあるニュアンスを汲み取っており、歌唱技術や声のバランスも素晴らしく、アーシャの感情をよく理解していて完璧”と大絶賛のコメントを寄せている。
11月10日には、生田はテレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演し、『ウィッシュ~この願い~』をテレビ初披露。SNS上では「いくちゃんの美声に酔いしれた」「歌唱力レベチすぎる」「アーシャの想いが伝わってくるかのような表現力で素敵でした」などの反響があった。人々の心に届く歌声や、これまでの活動で磨いてきた高い表現力が、アーシャ役の起用に繋がったのではないだろうか。今作への出演を機に、さらに活躍の幅を広げていくであろう彼女に注目だ。

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