エンクンク、ケガからの復帰が近づくも…チェルシー指揮官「完全には回復していない」

 チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、同クラブに所属するフランス代表FWクリストファー・エンクンクの状態について言及した。24日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 今夏ライプツィヒから2029年6月30日までとなる6年契約でチェルシーに加入したエンクンクは、プレシーズンマッチ初戦から出場し、4試合でチーム最多の3ゴールを記録するなど、新チームで快調なスタートを切っていた。しかし、プレミアリーグ開幕前最後の試合となった8月2日に行われたドルトムント戦で左ひざを負傷。これに伴い、手術を受けた同選手は長期離脱を余儀なくされていた。

 しかし、現在エンクンクは順調な回復を見せており、すでにトレーニングの一部に参加しているとも報じられ、戦列復帰に近づいていることが明らかになっていた。そんななか、チェルシーを率いるポチェッティーノ監督は25日に行われるプレミアリーグ第13節のニューカッスル戦を前にした記者会見でエンクンクの状態について言及し、「先週はチームトレーニングに参加した。しかし、まだチームの一員になれるほど完全には回復していない」と試合で起用できるコンディションではないことを明かした。

 さらに「シーズン初めから彼を失い、チームを助けることができていないのは本当に不運だ。彼には時間が必要だ。私たちは彼に対して忍耐強くなる必要があるし、彼は怪我から回復するだけでなく、リーグやこの国の雰囲気、文化を知る必要がある。段階的に、彼をチームにフィットさせる最善の方法を見つけていく」と続け、復帰を急がせるつもりはないとしつつ、慎重に同選手を起用していくことを強調した。

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