同郷の先輩も能力を絶賛!…ベンフィカの19歳MFを巡り“マンチェスター・ダービー”勃発の可能性

 ベンフィカに所属するポルトガル代表MFジョアン・ネヴェスに対し、マンチェスターを本拠地とする2つのメガクラブが関心を寄せているようだ。22日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 2004年9月27日生まれで現在19歳のJ・ネヴェスは守備的MFを主戦場とするプレーヤー。母国の名門ベンフィカの下部組織で育成年代を過ごし、昨年12月に18歳でトップチームデビューを果たした。徐々にチーム内での序列を高めると、今シーズンはスタメンに定着し、ここまで公式戦18試合の出場で1ゴール1アシストをマーク。また、10月にはポルトガル代表デビューも果たしている。

 そんなJ・ネヴェスは同郷の偉大な先輩からも高い評価を受けている。マンチェスター・ユナイテッド所属のポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは19歳の“逸材”MFを「彼は最高のクオリティを持っている。素晴らしい将来が待っているだろう」と絶賛し、「最終的には彼の選択だが、是非ユナイテッドに迎えたいね」とコメント。そして何とマンチェスター・ユナイテッドは実際にJ・ネヴェスの獲得を検討しており、スカウトを派遣したとも報じられている。

 また、今回の報道によると、同じくポルトガル代表の先輩にあたるMFベルナルド・シルヴァもJ・ネヴェスについて「彼は代表チームに非常に上手く溶け込んでいる。EURO2024優勝に貢献する選手になり得るだろう」とコメントしつつ、「できることならユナイテッドよりもマンチェスター・シティに加入して欲しいね」と語っているという。一部では昨シーズンの“3冠王者”が動向を注視しているとの報道もあり、獲得を巡って場外で“マンチェスター・ダービー”が勃発する可能性もあるようだ。

 なお、J・ネヴェスとベンフィカは2028年夏までの長期契約を締結。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、契約解除金は1億2000万ユーロ(約196億円)に設定されているようだ。

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