
チェルシーに所属するフランス代表FWクリストファー・エンクンクが戦列復帰に近づいているようだ。22日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
今夏ライプツィヒから2029年6月30日までとなる6年契約でチェルシーに加入したエンクンクは、プレシーズンマッチ初戦から出場し、4試合でチーム最多の3ゴールを記録するなど、新チームで快調なスタートを切っていた。しかし、プレミアリーグ開幕前最後の試合となった8月2日に行われたドルトムント戦で左ひざを負傷。これに伴い、手術を受けた同選手は長期離脱を余儀なくされていた。
当初は復帰が12月以降になると予想されていたものの、順調に回復を続けているエンクンクはすでにトレーニングに一部参加していることが伝えられており、戦列復帰に近づいていることが明らかになっている。そんななか、25日に行われるプレミアリーグ第13節のニューカッスル戦で同選手がチェルシーでの公式戦デビューを果たす可能性があることが報じられている。
それでも、チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督はエンクンクの復帰を急がせるつもりはない模様で、再び負傷しないように慎重に取り扱っていく方針であるとも見られている。ただ、得点力不足が課題と指摘されてきたチェルシーにとって昨シーズンのブンデスリーガ得点王であるエンクンクが新天地デビューに近づいていることは同クラブにとって大きな後押しになりそうだ。