
バルセロナのコーチングスタッフが、スペイン代表MFガビの長期欠場をカバーする補強として、トッテナムに所属するアルゼンチン代表MFジオヴァニ・ロ・チェルソに注目しているようだ。22日、スペインメディア『スポルト』が報じた。
スペイン代表として出場した19日のジョージア戦で、右ひざ前十字じん帯断裂および外側半月板損傷の重傷を負ったガビ。数日以内に手術を実施する予定で、全治は明かされていないものの、少なくとも8カ月以上の戦線離脱になると見込まれている。
ガビの代役に関しては、スペインメディアの『マルカ』が、バルセロナは特別な補強を行わないだろうと報じたが、『スポルト』はガビの穴をカバーすべく、ロ・チェルソの補強を行う可能性があると伝えた。
ロ・チェルソはトッテナムと2025年6月30日までの契約を結んでいるものの、今季はプレミアリーグで3試合(38分)、カラバオ・カップ(EFLカップ)で1試合(45分)と出場時間が少なく、同クラブを率いるアンジェ・ポステコグルー監督の構想外となっている。
同メディアは、バルセロナがマンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァ獲得に失敗した後、期限付き移籍でロ・チェルソとの契約に近づいていた過去があることや、バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督がこのポジションに求める多才な能力を備えていること、またロ・チェルソ本人も出場機会を求め移籍を希望していることから、バルセロナへの移籍を歓迎するだろうと説明している。