
レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、スペインでの自身のキャリアについて語った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在38歳のモドリッチは、2012年にトッテナムからレアル・マドリードへと加入。その後11年に渡り“白い巨人”の中心選手として数々のタイトル獲得に貢献しており、先月28日に行われたラ・リーガ第11節バルセロナ戦では、レアル・マドリードでのでの通算500試合出場を達成した。
そんなスペインでのキャリアについて問われたモドリッチは「レアル・マドリードは私にとって全てなんだ」と答え、「私はクロアチアで生まれたが、ここに11年間いて、自分の家にいるような気がしているよ。この最高のサッカークラブで経験している全てに感謝したい」とコメント。
ジネディーヌ・ジダン監督のもとではMFトニ・クロースとMFカゼミーロ(現マンチェスター・ユナイテッド)と強力な中盤を形成し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で3連覇も達成。「キエフでの3連覇は素晴らしいもので、それまでどのチームも成し遂げたことがなかった。大きな成功を収めた年であり、チームメイトと切磋琢磨して競争するスタイルがあった。忘れられない年だね」と振り返った。
そして2018年に自身がバロンドールに輝いたことについても「クロアチア代表として素晴らしいワールドカップを経験し、サッカー界の最高の賞を獲得できた。それは夢であり、私が決して忘れないことだ」と言及。それでも「私が憶えているのは、カリム(・ベンゼマ)がバロンドールをファンに披露したことだ。ジダンと私がトロフィーを持って、彼に渡したんだ」と語り、チームメイトの印象的な姿を挙げた。
近年はサウジアラビアへ移籍する噂も聞かれているモドリッチだが、今シーズンもここまでリーグ戦11試合、CLでも4試合に出場しており、今後の活躍も期待される。