大けがで今季絶望のバルサMFガビ、ファン・サポーターへメッセージ「僕はすぐに戻ってくる」

 バルセロナに所属しているスペイン代表MFガビが、自身のX(旧Twitter)公式アカウントを通して言葉を発した。

 ガビは11月のインターナショナルマッチウィークでもスペイン代表に招集。16日に行われたEURO2024予選・グループA第9節のキプロス代表戦(○3-1)に続いて、19日に行われた第10節のジョージア戦(○3-1)でもスタメン出場していた。しかし、同試合の20分に相手選手のタックルを受けて右足を負傷。治療を受けて1度はピッチに戻ったものの、その後のプレー中に右ひざを抑えて悶絶し、涙を流しながらピッチを後にしていた。

 試合終了後、スペインサッカー連盟(RFEF)はガビが右ひざに重大な損傷を負ったとのみ発表。追って所属クラブのバルセロナがガビの診断結果を伝えており、右ひざ前十字じん帯の断裂および外側半月板の損傷が確認されていた。ガビは数日以内に手術を受ける予定で、その後離脱期間などの詳細が伝えられる見込みだ。

 なお、スペイン大手メディアの『マルカ』や『アス』は、ガビの離脱期間は少なくとも8カ月以上になると指摘している。同じ負傷の前例を踏まえても、1年間弱の戦線離脱となる可能性が高い。残念ながら、ガビは今シーズンのすべての公式戦に加え、来年夏に控えるEURO2024本大会やパリ・オリンピックの欠場が決定的となってしまった。

 このような状況の中、ガビは20日に自身の公式Xを更新。辛い時期を過ごしていることが容易に想像できる中、「みんなから貰ったすべての励ましのメッセージに感謝の意を表したい。間違いなく、僕自身にとっても、バルサにとっても難しい時期になってしまった。だけれども、僕はすぐに戻ってくる。みんなへ愛を伝えるよ」と前向きなメッセージを発した。

 現在19歳のガビはバルセロナのカンテラ(育成組織)である“ラ・マシア”出身。2021-22シーズンにトップチームデビューを飾ると、以降は欠かせない主力に定着していた。今季も出場停止となった試合を除くと、ラ・リーガ12試合、チャンピオンズリーグ3試合と出場可能な公式戦全15試合に出場。2ゴール1アシストを記録している。スペイン代表でも既に27試合に出場して5ゴールを挙げており、昨年開催されたFIFAワールドカップカタール2022にも出場していた。

【投稿】ガビがバルサ&スペイン代表のファン・サポーターへメッセージ

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