15歳の逸材FWが衝撃の1試合10ゴール! アーセナルU16がリヴァプールU16に14-3で快勝

 アーセナルのU-16チームが衝撃の大勝を飾り、15歳のFWが1人で10ゴールを叩き出す活躍を見せたようだ。19日、『スカイスポーツ』や『アスレティック』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 アーセナルのU-16チームは現地時間18日土曜日に敵地でリヴァプールのU-16チームと対戦。アウェイチームが14-3という衝撃的なスコアで大勝を飾った。この試合で注目を集めたのが、若きガナーズ(アーセナルの愛称)のFWチド・オビ・マルティンの活躍。先発出場を果たした弱冠15歳のFWは右足で8度、ヘディングとPKでそれぞれ1度ずつネットを揺らし、なんと1人で10ゴールを叩き出したのだ。

 2007年11月29日生まれのチド・オビ・マルティンは、コペンハーゲン郊外のグロストルプで生まれ育ち、コペンハーゲンの下部組織を経てアーセナルのアカデミーに加入した。現在15歳ながら今シーズン初めにUEFAユースリーグでデビューを果たすなど、既にU-18チームの一員としてプレー。U-18プレミアリーグでは6試合の出場で3ゴールをマークしているほか、U-19やU-21チーム、さらにはミケル・アルテタ監督率いるトップチームの練習にも参加しているという。また、U-17デンマーク代表でも主力として活躍しており、ここまで9試合の出場で7ゴールを記録している。

 将来的にはトップチームでの活躍にも大きな期待がかかるチド・オビ・マルティン。アーセナルのレジェンドとして知られる元イングランド代表FWイアン・ライト氏はイギリス紙『ミラー』にて15歳の逸材FWについて「彼はまだ15歳だが身長は190cm近くあり、加えて非常に速そうにも見えるね」と言及。また、U-17デンマーク代表を率いるイェスパー・ミケルセン監督は「彼は体格で優位に立っているが、活躍の理由はそれだけではないと思う。大きく強いが、適度に機敏でもあるんだ。粘り強くプレーするのが得意だが、自らドリブルでチャレンジすることも得意だよ」とその能力を高く評価している。

 なお、『アスレティック』が報じたところによると、チド・オビ・マルティンは既にアーセナルと2024-25シーズンから開始される奨学金契約を締結しているようだ。

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