右ひざ負傷で途中交代のスペイン代表MFガビ、今季絶望の可能性も浮上

 バルセロナに所属するスペイン代表MFガビに今シーズン絶望の可能性が浮上している。19日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 EURO2024予選・グループA第10節が19日に行われ、スペイン代表はジョージア代表と対戦。4分にロビン・ル・ノルマンのゴールで先制すると、10分に追いつかれたものの、55分にフェラン・トーレスが勝ち越し弾をマーク。さらに72分にもオウンゴールから追加点を挙げ、3-1で勝利を収めた。

 この試合に先発出場したガビだったが、20分に相手選手からのタックルを受け、右足を負傷。治療を受けて1度はピッチに戻ったものの、直後のプレーでボールを胸トラップした際に右ひざを抑えて悶絶し、涙を流しながらピッチを後にしていた。

 負傷の度合いについては注目が集まっているものの、スペインサッカー協会(RFEF)は右ひざに重大な損傷を負ったことだけを発表している。

 そんななか、今回の報道によると、最初の検査の結果、右ひざの前十字じん帯断裂と診断されたという。今後、MRI検査を受けて診断を確定することになるが、仮に同じ検査結果となれば、ガビは約6〜8カ月の離脱となることから、今シーズンは絶望となるほか、来年6月に開催されるEURO2024や来年7月に開催されるパリ・オリンピックなども欠場を余儀なくされる可能性が浮上している。

 現在19歳のガビは今シーズンここまで公式戦15試合に出場し、2ゴール1アシストを記録。累積警告による出場停止を除いて出場可能な試合はすべてに起用されていたが、長期離脱となればバルセロナにとっても大きな痛手となりそうだ。

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