
レアル・マドリードは17日、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガの負傷について発表した。
EURO2024予選に臨むフランス代表に招集されたカマヴィンガは、現地時間15日に行われたトレーニング中に右ひざを負傷。代表活動から離脱し、所属クラブのレアル・マドリードに戻ったことが明らかになっていた。今回の発表によると、17日に行われた検査の結果、カマヴィンガは右ひざ外側側副じん帯断裂との診断を受けたという。なお、全治期間や今後の治療については明かされていない。
『マルカ』や『アス』といった現地の有力メディアは、カマヴィンガの離脱期間は8週間から10週間程度になると指摘。年内に行われるラ・リーガの5試合およびチャンピオンズリーグ(CL)の2試合を欠場する見込みと報じている。また、現地時間1月10日に行われるスーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝のアトレティコ・マドリード戦で復帰できるかも不透明で、1月下旬まで戦線離脱を余儀なくされる可能性が高いという。
現在21歳のカマヴィンガは母国のレンヌで頭角を表し、2021年夏にレアル・マドリードへ完全移籍で加入した。すぐさま中盤の主力に定着すると、ここまで公式戦通算116試合に出場し2ゴール5アシストをマーク。在籍3年目の今シーズンは本職に加え左サイドバック(SB)としても起用されており、ラ・リーガで13試合、CLで4試合に出場している。
レアル・マドリードをめぐっては、シーズン開幕前にベルギー代表GKティボー・クルトワが左ひざ前十字じん帯断裂の大ケガをおい、ラ・リーガ開幕節ではブラジル代表DFエデル・ミリトンも同様のケガを負った。現在はこの2選手に加え、スペイン代表GKケパ・アリサバラガやフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ、トルコ代表MFアルダ・ギュレルが戦線離脱中。また、イングランド代表MFジュード・ベリンガムも肩を負傷しており、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールも直近で行われた代表戦で負傷交代を余儀なくされている。