マンU在籍16年のアーノルドCEOが退任「信じられないほどの名誉だった」

 マンチェスター・ユナイテッドは15日、クラブの最高経営責任者(CEO)を務めるリチャード・アーノルド氏が退任することを発表した。

 現在52歳のアーノルド氏はブリストル大学在学中に元CEOのエド・ウッドワード氏と知り合い、複数の企業での勤務を経て、2007-08シーズンからマンチェスター・ユナイテッドに入社。当初はコマーシャル・ディレクターを務めていたが、2013年からグループ・マネージング・ディレクターに昇格し、クラブの商業・運営面を管理した後、2022年2月1日付でCEOに就任していた。

 なお、新たなCEOについては決まっておらず、法務部門の責任者であるパトリック・スチュワート氏が既存の職務に加えて暫定CEOに就任。アーノルド氏は12月末まで移行期のサポートを続けることも明らかになっている。

 16年在籍したクラブを離れることとなったアーノルド氏はマンチェスター・ユナイテッドのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「過去16年間にわたり、この偉大なフットボールクラブに貢献できたことは、信じられないほどの名誉だった。いい時も悪い時も、変わらなかったのは従業員とファンの献身だ。彼ら全員の忠誠心と献身に感謝し、クラブに関わるすべての人たちの今後の成功を祈っている」

 また、ジョエル・グレーザー共同会長は「過去16年間、マンチェスター・ユナイテッドに多大な貢献をしてくれたリチャードに感謝するとともに、彼の今後の活躍を祈っている。パトリック・スチュワートの深い知識と経験を活用し、新しいCEO探しに着手する間の暫定的な安定性と継続性を提供することができる幸運に感謝している」とコメントしている。

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