
12日に本拠地『シビタス・メトロポリターノ』で行われたラ・リーガ第13節ビジャレアル戦に3-1で勝利したアトレティコ・マドリードは、クラブの同リーグにおけるホーム連勝記録を塗り替えた。同日、スペインメディア『Relevo』が報じている。
アトレティコ・マドリードが、2012年5月から2013年2月にかけて旧本拠地『ビセンテ・カルデロン』で成し遂げたクラブのラ・リーガにおけるホーム連勝記録を塗り替えた。“要塞”と畏怖されるラージョ・バジェカーノの『バジェカス』やオサスナの『エル・サダール』、“ラ・カテドラル(大聖堂)”の二つ名を持つアスレティック・ビルバオの『サン・マメス』など有数の難攻不落のスタジアムを擁するラ・リーガにおいて今、『シビタス・メトロポリターノ』が抜きん出た威圧感を発揮している。昨シーズンのラ・リーガ第22節アスレティック・ビルバオ戦から始まったホームでの連勝記録は、12日のビジャレアル戦に勝利したことで『15』に到達。旧本拠地とは異なる現本拠地の“圧力”を従えるアトレティコ・マドリードが無敵になりつつある。
またビジャレアル戦では、FWアントワーヌ・グリーズマンがクラブ公式戦通算169得点目をマーク。これにより、歴代2位の得点記録を保持しているアドリアン・エスクデロ氏に肩を並べた。そして、歴代1位のルイス・アラゴネス氏にまでは、あと4得点と射程圏内。直近5試合で4得点とハイペースでゴールを量産しており、年内中にクラブレコードを達成する可能性もありそうだ。
本拠地『シビタス・メトロポリターノ』で無類の強さを誇り、頼れるエースも絶好調を維持しているアトレティコ・マドリード。この勢いは、どこまで続くのだろうか。