アトレティコがシメオネ監督と契約延長! 2027年夏までで最大15年の長期政権に

 アトレティコ・マドリードは9日、ディエゴ・シメオネ監督と2027年夏まで契約を延長したことを発表した。

 クラブ史上最多試合数を指揮している“チョロ”が新契約を締結した。1970年4月28日生まれのシメオネは現在53歳。現役時代に在籍したアトレティコ・マドリードに指揮官として復帰したのは2011年12月で、就任当初から植え付けた“チョリスモ(シメオネ主義)”が今やクラブの哲学となった。ここまで642試合指揮し380勝利を達成するとともに、ラ・リーガを2度、ヨーロッパリーグも2度制するなど、計8タイトルを獲得。前述したクラブ史上最多指揮数を更新し続けるだけではなく、ラ・リーガにおける連続シーズン指揮年数でも最長記録を保持している。

 7日に行われたチャンピオンズリーグ・グループE第4節セルティック戦の6-0の大勝は、アトレティコ・マドリードにおける同大会最大得点差勝利になったとのこと。また、就任以降は11シーズン連続でチャンピオンズリーグに出場しており、同期間中に出場記録が途絶えていないのはバルセロナ、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、バイエルン、マンチェスター・シティの5クラブだけのようだ。

 今回の契約延長により、最大で15年の長期政権を築く可能性があるシメオネ監督。9日に自身の公式Instagramを更新した“チョロ”は「リニューアルはとても嬉しい。そしてこれは、この先に起こることに対する大きなコミットメントだ」と結果で応えると綴っている。

【写真】シメオネ監督が新契約締結

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