
<ネッドバンク・ゴルフチャレンジ 初日◇9日◇ゲーリー・プレーヤーCC(南アフリカ)◇7819ヤード・パー72>
今季のDPワールド(欧州)ツアーは残り2戦。南アフリカで開催されているポイントランキング60位以内と招待選手によるエリート大会は、初日の競技が終了した。
9月の「カズー・フランスオープン」で欧州ツアー初優勝を挙げ、ポイントランキング14位で今大会を迎えた21歳の久常涼は、1番からスタートすると、2番パー5、3番パー4で連続バーディ。2アンダーで折り返すと、後半に入って10番パー5、13番パー4、14番パー5と3つのバーディを奪って、ボギーフリーの「67」でホールアウトした。首位とは1打差の5アンダー・5位タイの好発進を決めている。
欧州ツアーのポイントレース上位10人以内で終えると、来季の米PGAツアーの出場権を得られる。久常は現在9番手(すでにツアーカードを保持している者を除く)につけており、このままいけば来年は松山英樹のいる米ツアーで戦っている可能性が高い。
初日に6アンダーで回り首位タイで並んだのは、ニコライ・ホイガード(デンマーク)、ダン・ブラッドベリー(イングランド)、ビンセント・ノーマン(スウェーデン)、マックス・ホーマ(米国)の4人。1打差で久常、ジュリアン・ガリエ(フランス)、アドリアン・メロンク(ポーランド)が追う展開となっている。
なお、ウェイティング4番手の川村昌弘、同5番手の星野陸也は出場が叶わなかった。