ゴルフ界初? LIVゴルフがシーズン中のトレード、『フリーエージェント』をいよいよ開始! その詳細は…

8日、LIVゴルフが「プロゴルフで初」となるチーム間のトレード、フリーエージェントについて詳細を発表した。
2023年の個人成績によって選手は3つのフェーズに分けられる。フェーズ1となるのはトップ24の選手で『ロックゾーン』と呼ばれ、来季もLIVゴルフで戦うことが保証されている。しかしその中に現行のチームとの契約が切れる選手がいるのだが、チームは彼らに最低1年以上の契約延長をオファーすることができる。
 
それらの選手は、4エーシーズGCのピーター・ユーライン(米国)、クラッシャーズGCのアニルバン・ラヒリ(インド)、ファイアーボールズGCのカルロス・オルティス(メキシコ)、クリークスGCのリチャード・ブランド(イングランド)、アイロンヘッズGCのスコット・ビンセント(ジンバブエ)の5人。彼らはチームからのオファーを断ることができ、その場合フリーエージェントとなることができる。
 
これらの選手に加え、フェーズ2の『オープンゾーン』と呼ばれる2023シーズンを25〜44位で終え、チームとの契約が切れた選手もフリーエージェントとなり、各チームとの交渉が可能となる。
 
このフェーズ2のフリーエージェントに該当するのは、4エーシーズのパット・ペレス(米国)、トルクGCのダビド・プイグ(スペイン)、リッパーGCのマット・ジョーンズ(オーストラリア)、ともにクリークスGCのベルンド・ウィースバーガー(オーストリア)とグレアム・マクドウェル(北アイルランド)の5人。
 
このフリーエージェントが交渉を行っている期間は他のチームとトレード交渉が可能。ただしLIVゴルフでは相手チームの許可なしに選手を勧誘することを認めていない。
 
フリーエージェントの契約は、全チームでの空席が残り4スポットとなった時点で締め切り、その4スポットはQTに当たるLIVゴルフプロモーションズからの3人、またアジアンツアーのインターナショナルシリーズのトップが得る出場権に充てられる。また、来季はシーズン中にもトレードが行われるとしているが、その詳細は今後発表される。(文・武川玲子=米国在住)

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