30歳の“遅咲きの点取り屋”FWフュルクルクがCL初得点! 「黄色い壁の前で…本当に最高の感情だ」

 ドルトムントのFWニクラス・フュルクルクが、7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループF第4節ニューカッスル戦を振り返った。同日、ドイツ誌『Kicker』が伝えている。

 “死の組”と称されるグループF前半戦を1勝1分1敗で折り返したドルトムントは、第4節でニューカッスルと対戦。序盤から主導権を握ると、FWニクラス・フュルクルクとMFユリアン・ブラントのゴールで2-0の勝利を収めた。この結果、グループF首位に浮上。2試合を残した時点で、次ラウンド進出を自力で決められるポジションについている。

 今夏にブンデスリーガ得点王の肩書を引っ提げ、ドルトムントに加入したフュルクルクにとっては、生涯忘れることのできないゴールが生まれた。今シーズンの公式戦4得点目にして、CLでの初得点。来年2月には31歳の誕生日を迎える“遅咲きのストライカー”は、自身のゴールシーンについて「僕らは2度ボールをロストしそうになったけど、どんな時も相手より貪欲だ。最後にはゴールが生まれた。黄色い壁の前での初ゴール…本当に最高の感情だよ」と万感。さらに「何度もデュエルで勝つことができから、チームメイトがセカンドボールを拾い続けることができた」と自身の役割を完遂できたと振り返った。

 4日に行われたバイエルンとの“デア・クラシカー”での大敗から中2日で迎えたニューカッスル戦だったが、悪い流れを断ち切ることに成功したドルトムント。フュルクルクは「常に改善の余地があるけど、対戦相手も勝ち点3が絶対に必要な一流クラブだった。今日は非常に重要な局面で、特に土曜日の試合後のリアクションとしては素晴らしいね」と強調。続けて「ブラントの2点目についてか? 危険を冒して、単独で決め切った。決定的なシーンが訪れて、彼はそれを生かし、ゴールを決めた。見事に試合を殺したんだ」と賛辞を送っている。

 CLでの勝利で弾みをつけたドルトムントの次戦は11日、ブンデスリーガ第11節で、順位表でひとつ上をいくシュトゥットガルとの対戦だ。

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