「この2年間で最悪の試合」 シャフタールに完敗のバルサ…シャビ監督が指摘する敗因とは

 バルセロナを率いるシャビ監督が、7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループH第4節シャフタール戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 CL・グループH前半戦を3連勝で折り返し、グループステージ突破に王手をかけたバルセロナ。しかし、7日に行われた第4節でシャフタールと対戦すると、前半の失点を取り返すことができないまま0-1で完封負け。3シーズンぶりの次ラウンド進出は、第5節に持ち越しとなっている。

 今シーズンのCLでは初黒星となったものの、次節も勝利すれば、グループステージ突破が確定するバルセロナ。それでも直近2試合の内容は満足いくものではなく、特にシャフタール戦については「低レベルのプレーに終始し、この2年間で最悪の試合だった。失うものは何もないけど、タイミングが非常に悪い。我々は自己批判する必要がある。もっとダイナミックに、もっと明確に…もっと自信を持たなければならないのだ」とシャビ監督は強調。続けて「試合は快適ではなく、一度リセットしなければならない。みんなを回復させ、自信を取り戻させる」と打開策を明かした。

 また、シャビ監督は「次節のホームでのポルト戦も自分たち次第。数字的に見れば、それは達成できるだろう。ただそこでは、プライドと自尊心を示さなければならない」としつつ、「自信という点でも、我々はちょっとしたスランプに陥っている。ゲームよりもメンタルだ。ふさぎ込み、悪い瞬間。チームは自信を失ってはいけないし、それを阻止するのが私の仕事だ」と悪影響を及ぼしているのは精神面だと分析している。

 公式戦連敗は避けたいバルセロナの次戦は12日、ラ・リーガ第13節アラベス戦だ。

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