
レアル・マドリードは7日、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガとの契約延長を発表した。
カマヴィンガの現行契約は2027年6月30日までとなっていたが、今回の発表によると、2029年6月30日までとなる新契約を締結。なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、給与は増額され、契約解除金は10億ユーロ(約1610億円)に設定されたという。
現在20歳のカマヴィンガは母国のレンヌの下部組織出身で、2021年夏に推定3000万ユーロ(約48億円)と見られる移籍金でレアル・マドリードに加入した。初年度から公式戦通算40試合に出場し、ラ・リーガおよびチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献すると、昨シーズンは本職の中盤だけでなく左右のサイドバック(SB)としてもプレー。公式戦通算59試合に出場するなど、チームの主力選手として活躍した。
在籍3年目の今シーズンもここまで公式戦全15試合に出場しているカマヴィンガは契約延長に際し、クラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「契約を更新できることをとても誇りに思っている。世界最高のこのクラブに在籍し、素晴らしい選手たちと毎日トレーニングできていることは僕にとって夢のようなことだ。レアル・マドリードというのは夢の実現であり、僕の人生そのものだ。小さい頃からここでプレーしたいと思っていたが、それが現実となっている。レアル・マドリードに残って、(サンティアゴ・)ベルナベウのような伝説的なスタジアムでプレーできることをとても誇りに思う」
なお、レアル・マドリードは10月31日にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールと、11月2日には同代表FWロドリゴとも契約延長を発表しており、両選手に続いてカマヴィンガも新契約を締結したこととなった。