“王者”マンC、4連勝で11季連続のCL決勝トーナメント進出! 10人のヤングボーイズに3発完勝

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループG第4節が7日に行われ、マンチェスター・シティ(イングランド)とヤングボーイズ(スイス)が対戦した。

 連覇を目指すマンチェスター・シティはここまで開幕から無傷の3連勝を達成しており、この試合で勝ち点「3」を積み上げれば無条件で決勝トーナメント進出が確定する。本拠地『エティハド・スタジアム』に迎えるのは“スイスの雄”ヤングボーイズ。ここまでの戦績は1分2敗の勝ち点「1」となっており、この試合はグループステージ突破への望みを繋ぐための一戦となる。

 序盤からホームチームがボール保持率を高め主導権を握る。最初の決定機は6分、敵陣左サイドでのパス交換からジャック・グリーリッシュがボックス内左へ抜け出し、マイナス方向へ折り返す。最後は至近距離からリコ・ルイスが狙ったが、カバーに入ったDFのブロックに阻まれた。16分にはボックス手前中央でFKを獲得し、カイル・ウォーカーが低い弾道のシュートを狙うも相手GKが好セーブ。こぼれ球に詰めたフィル・フォーデンのシュートも阻まれた。

 圧力を強めるマンチェスター・シティは22分、左サイドから攻撃を仕掛けると、ボックス内でパスを受けたマテウス・ヌネスが背後から倒されPKを獲得。これをアーリング・ハーランドが冷静に沈め先制に成功した。リードを奪ったホームチームはヤングボーイズに反撃の機会を与えず、その後もチャンスを作っていく。45+1分、右サイドでグリーリッシュのパスを収めたフォーデンが独力でボックス内へ侵入。最後は倒れ込みながらネットを揺らし、前半でリードを広げた。

 後半に入り51分、マンチェスター・シティは敵陣右サイドで細かくボールを繋ぐと、L・ルイスのパスを受けたハーランドがボックス手前中央から左足を一閃。強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さりリードを3点に広げた。直後にはヤングボーイズのMFサンドロ・ラウパーがこの日2枚目のイエローカードを提示され退場処分に。3点ビハインドのなか、数的不利での戦いを余儀なくされることとなった。

 余裕の展開となったマンチェスター・シティは選手を入れ替えつつ、その後も幾度となく相手ゴールに迫っていく。しかし、10人のヤングボーイズも粘り強い守備対応を見せ、押し込まれながらも追加点を許さない。試合はこのまま3-0で終了し、勝ち点を「12」まで伸ばしたマンチェスター・シティが無傷の4連勝で決勝トーナメント進出を決めた。次節は28日に行われ、マンチェスター・シティはホームでライプツィヒ(ドイツ)と、ヤングボーイズはホームでレッドスター(セルビア)と対戦する。

【スコア】
マンチェスター・シティ 3-0 ヤングボーイズ

【得点者】
1-0 23分 アーリング・ハーランド(PK/マンチェスター・シティ)
2-0 45+1分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
3-0 51分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)

externallink関連リンク

●バルセロナ、シャフタールに完封負けで今季CL初黒星…決勝T進出は次節以降へ持ち越し●ドルトムント、フュルクルク&ブラント弾でニューカッスルに連勝! “死の組”突破へ前進●周囲の“ノイズ”に悩むヴィニシウス…元バルサ主将プジョル氏は「彼の態度が変われば、さらに認められる」●レアル、途中投入の選手がいまだノーゴール…ベリンガム大活躍の裏に大きな課題●疑惑のゴールシーンは?…元プレミア“名主審”がニューカッスルvsアーセナル戦の判定を分析
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)