クロップ、好調のヌニェスを絶賛！　「選手として次の段階にいる」

　リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が4日、5日に行われるプレミアリーグ第11節ルートン・タウン戦の試合前記者会見に出席し、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスについてコメントした。5日、クラブ公式サイトが伝えている。

　ヌニェスは、ここまでリーグ戦9試合に出場し4ゴール3アシストを記録。1日に行わたカラバオ・カップ（EFLカップ）4回戦ボーマンス戦では貴重な勝ち越し弾を決め、チームのベスト8進出に大きく貢献している。また、リーグ戦でも決勝弾を多く決めており、昨シーズンに比べ大きな存在感を放っている。

　指揮官は好調のヌニェスについて「彼は9番であり、中央を守る必要がある。昨年はうまくできなかったが、今はできる」と冷静に分析。さらにヌニェスが自信をもってプレーしていることについては、「それはストライカーの不思議なところだね。今季の彼はあらゆる種類のゴールを決めている。選手として次の段階に進んでいるよ」と同選手の進化を称えた。

　また、昨夏に加入したヌニェスがチームにフィットするのに少し時間を要したことについて触れ「スピード、決定力、走力と全ての項目で彼は本当に調子が良い。しかし、選手には慣れるのに時間が必要だということを再確認できた。例えばワタル（遠藤航）は年齢だけで『なぜもっとできないんだ？』と言われてしまうかもしれない。しかし、彼はこのレベルでプレーしてこなかった。彼にはまだ大きな可能性がある。あと、5年はプレーできるだろう。ダルウィンと同じ話だよ」と31歳でプレミアリーグに挑戦している日本代表MF遠藤航を例に出しながら、選手にはフィットする時間が必要であることを強調した。