プレミアリーグで初めて女性主審が第4審判を担当へ…フルアム対マンUに任命

 プレミアリーグで初めて女性主審が第4審判を担当することになるようだ。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在39歳のレベッカ・ウェルチ審判員は2010年から審判キャリアをスタートさせ、2017年と2020年に女子FAカップ決勝で笛を吹いた後、2020年にUEFA(欧州サッカー連盟)のエリートカテゴリーの女性審判員に昇格した。2021年にはリーグ2(イングランド4部)のポート・ヴェイルとハローゲート・タウンの一戦で主審を務め、イングランドのプロ試合で史上初の女性主審となった。

 さらに、今年1月にはチャンピオンシップ(2部)でバーミンガム・シティとプレストン・ノースエンドで初の女性主審となったほか、FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージランド2023でも担当審判員に名を連ね、3試合に担当するなど、多くの実績を積み上げてきた。

 そして、プレミアリーグは今週末に行われる第11節を担当する審判団を発表。ウェルチ審判員が4日に行われるフルアムとマンチェスター・ユナイテッドの一戦で第4審判を担当することが決定した。

 プレミアリーグではこれまで1997年にウェンディ・トムズ審判員が女性として史上初めて副審を務めて以降、シアン・マシー・エリス審判員とナタリー・アスピノール審判員が副審を担当しているが、第4審判を女性が務めるのは史上初のことになる。

 なお、フルアムとマンチェスター・ユナイテッドの一戦はジョン・ブルックス審判員が主審を担当するが、同氏がケガなどで試合開始直後に主審を務めることができなくなった場合には、ウェルチ審判員が代役を務めることになるため、プレミアリーグで初の女性主審となる可能性もある。

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