ブレントフォード、活動停止中のトニー売却に前向き? 移籍金を約146億円に設定か

 ブレントフォードは、同クラブに所属するイングランド代表FWイヴァン・トニーの売却に前向きな姿勢を示しているようだ。10月31日、イギリスメディア『イヴニング・スタンダード』が報じている。

 現在27歳のトニーは、2020年夏に当時2部のブレントフォードへ移籍。2020-21シーズンには得点王を獲得する活躍を見せ、同クラブを史上初のプレミアリーグ昇格へ導いた。昨シーズンもリーグ戦33試合に出場して20ゴール4アシストを記録するなど攻撃陣を牽引し、3月にはイングランド代表デビューも飾った。しかし、現在は合計262件の賭博規則違反でFAから起訴されており、今年5月には8カ月間に渡るサッカー関連活動の停止処分が下されて2024年1月17日まで試合に出場することが不可能となっている。

 そんなトニーだが、処分が明ける1月に移籍の可能性が浮上しているようだ。今回の報道によると、ブレントフォードはトニーの売却に前向きな姿勢を示している模様で、移籍金を8000万ポンド(約146億円)に設定したという。また、トニー本人も移籍を熱望しており、移籍に向けて代理人変更を行ったことが伝えられていた。そんなトニーにはアーセナルとチェルシーが関心を寄せているとのことで、両クラブ共にトニーのことを高く評価しており、1月に獲得に動く可能性があるようだ。また同メディアは、ブレントフォードはイングランド国外のクラブへの売却を望んでいるものの、アーセナルとチェルシーというロンドンの2クラブが移籍先の有力候補となっていると伝えている。

 果たしてブレントフォードは“絶対的エース”トニーを今冬に手放すこととなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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