アルテタ監督、注目集まる3選手の状態に言及…MFトーマスは「数週間離脱することになる」

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が主力3選手の負傷状態について言及した。10月31日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 今シーズンのアーセナルは、20年ぶりの優勝を目指すプレミアリーグでここまで10試合を消化し7勝3分と好調を維持。また、7シーズンぶりの参戦となるチャンピオンズリーグ(CL)ではグループB首位に付けており、カラバオカップでも4回戦進出を決めた。シーズンも中盤に差し掛かるなか、今後は現地時間11日までに合計4試合を消化する過密日程が待ち受けている。

 各コンペティションでの今後の戦いに注目が集まるアーセナルだが、注目が集まっているのが主力選手のコンディション面だ。10月24日に行われたCL・グループB第3節ではブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがハムストリングを負傷し途中交代。また、同月28日のプレミアリーグ第10節シェフィールド・ユナイテッド戦ではガーナ代表MFトーマス・パルティが同じくハムストリングの負傷でメンバーを外れ、主将を務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアも今シーズン初めて出場なしに終わった。

 現地時間11月1日に控えるウェストハムとのカラバオカップ4回戦に向けた前日会見に出席したアルテタ監督は、状態が心配される主力3選手について言及。股関節の問題で直近の試合を欠場したウーデゴーアについては「どのくらい休ませるのか、そして最高の状態になるために必要な時間とリズムをどのように管理するのかということが重要だ」とコメントしたうえで、次のように言葉を続けた。

「サッカーにおいて少しの問題も抱えずにプレーすることは不可能だ。特に3日おきに試合が行われるこのレベルではね。常に完璧で可能な限り最高の状態である選手を私は知らない。適応していく必要があるんだ。どの選手も同じであり、限界を広げようとしている。離脱期間が6週間だった選手がビッグマッチに向けて4週間ほどで復帰し、信じられないほどのインパクトを残した。メンタル面の変化は大きいよ」

 また、ジェズスについては「期限を与えるつもりはない。正しい方法で治療しなければならないし、注意が必要だ。彼はできるだけ早く復帰したいと考えている。我々は彼を必要としているので、それは素晴らしいことだ」とコメント。2020年夏のアーセナル加入以降、度重なる負傷に悩まされているトーマスについては次のように語った。

「彼は数週間離脱することになると思う。トーマスが体調を整えてチームの一員になった時、どのような結果と影響がもたらされてきたかを我々は見てきた。だからこそ大きな懸念だよ。過去2シーズンで何が起こり、それが我々にどのような結果をもたらしたかを理解している。我々は対処しなくてはならなかったが、それが実際に起こってしまった。彼は我々にとって極めて重要な選手であり、サポートによって元気を取り戻し、再び前進する必要がある」

externallink関連リンク

●未勝利&得失点差「-22」で最下位…プレミア“史上最悪”の序盤戦を過ごすシェフィールド・ U●MFドリンクウォーターが現役引退…15-16シーズンにプレミアリーグ優勝の“ミラクル・レスター”の象徴●2034年のW杯はサウジアラビア開催へ!…オーストラリアが招致断念で唯一の立候補国に●森保一監督がアジア年間最優秀監督賞に輝く! 松木玖生&浜野まいかは男女の最優秀ユース選手に●36歳メッシ、史上最多更新8度目のバロンドール受賞! 昨年は悲願のワールドカップ制覇
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)