日本勢2番手発進も 山下勝将の不安は「気持ち悪い」ショットとショートパット

<アジアパシフィックアマチュア選手権 初日◇26日◇ロイヤル・メルボルンGC(オーストラリア)◇7055ヤード・パー71>

昨年のリベンジに燃える山下勝将は、3バーディ・5ボギーの「73」でラウンドを終え、日本勢2番手、19位タイと上々の滑り出しを見せた。
9番からスタート(今大会はティイングエリアの都合で1番と9番からスタートする)した山下は、ボギー発進となったが、「ずるずるいくことなく、すぐに11番でバーディも獲れて、一時はアンダーにもなった」と、前半でスコアを伸ばせたことが、好スタートにつながった。

しかし、体調不良で練習ラウンドを十分にできておらず「5番から8番は回ったことがありませんでした。他の選手に聞いてはいましたが、実際に来るとやはり分からない。英語が苦手で、キャディさんとうまくコミュニケーションを取れず、ブッシュに入れたりしてスコアが崩れました」と、未知の上がり4ホールで2つスコアを落とす悔しい終わり方となった。

また、全てのクラブで「実際打った球と、イメージしてた球が違くて、気持ち悪かった」と明かす上に、「ショートパットもストロークが気持ち悪い」と明日に向けてしこりも残ってしまった。

昨年はトータルイーブンパーの35位タイと不満の残る結果になった山下。「今年は上位に食い込むという目標がある。明日崩すと、ビッグスコア出して取り返すのは難しいので、安定したプレーでちょっとずつ伸ばしたい」。焦らずに、今の自分の調子と向き合いながら、虎視眈々と上位進出を狙う。(文・杉本夏希)

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