
ミランを率いるステファノ・ピオリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に向けて意気込みを語った。24日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
昨シーズンのCLでは“最大のライバル”インテルに敗れ、準決勝敗退となったミラン。迎えた今季のCLではPSG、ニューカッスル、ドルトムントと同居する“死の組”グループFに入り、ここまで2試合を終えて2引き分け。勝ち点「2」で3位につけている。
そんなミランは25日、アウェイでグループ2位につけるPSGと激突する。そんななか、ミランを率いるピオリ監督は同メディアのインタビューに応え、“大一番”となるPSG戦について「残念ながら、私たちはまだグループリーグで勝てていない。明日はまたとないチャンスだから、それを生かそうと思う。非常に強力なチームと対戦するからには、プレーのレベル、注意力、質、エネルギー、インテンシティ全てを高くしなければならないだろう」と気を引き締めた。
またインタビューの中で、グループステージ6試合の中でこの試合がより重要になると考えているかと尋ねられると、「そう思う。彼らはCLで優勝するために作られたチームだ。ルイス・エンリケ監督は卓越した仕事をしているし、過去と比べて新しいアイデンティティを与えていると思う。彼のことはとても尊敬している。しかし、私たちはこれらのことを取り除いて、素晴らしい試合にできるよう努力するよ」と対戦相手に賛辞を送りつつ、“大一番”での勝利に向けて意気込んだ。