決勝弾で勝利貢献のDFマグワイア「自分の行動を誇りに思っている」

　マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアが、勝利に貢献した喜びを語った。24日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・グループA第3節が24日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはコペンハーゲンと対戦。72分にマグワイアのヘディング弾で先制すると、試合終了間際にはスコット・マクトミネイがPKを与えてしまったものの、GKアンドレ・オナナがセーブしたことで、1－0で勝利を収め、今大会初白星を飾った。

　決勝点を挙げたマグワイアは試合後、イギリスメディア『TNT Sports』で「信じられないね」と劇的な展開で勝利を手にしたことに喜びを見せつつ、次のように試合を振り返った。

「僕たちはもっと冷静にならなければならなかった。何度もカウンター攻撃があったけど、後半は彼らにチャンスを与えなかった。前半は本当に酷いものだった。完璧ではなかったけど、重要な勝利だ。この男（オナナ）は本当に素晴らしいセーブを見せた」

　イングランド代表では主力として活躍している一方で、今夏には序列が低下していたことも影響し、キャプテン交代となったほか、マンチェスター・ユナイテッド退団の可能性も浮上していたマグワイア。最終的には残留したものの、ここまで出場機会はあまり多くはなかった。それでも、負傷者が続出しているチーム事情もあり、3試合連続で先発出場を果たしてこの試合の勝利に貢献した同選手にはファンから声援も送られていた。

　このことについて聞かれたマグワイアは「素晴らしいことだね。試合に出ていなかった時はそれが取り上げられたけど、僕はこの6〜12カ月の自分の行動を本当に誇りに思っているし、満足もしている。チャンスが与えられているので、チームを助けたいし、クラブをあるべき姿に戻したいと思っている」とさらなる活躍を誓った。