
レアル・マドリードが、バイエルン所属のカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスへの関心を継続しているようだ。20日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
現在22歳のA・デイヴィスは爆発的なスピードを誇る左サイドバック(SB)。2019年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンへ完全移籍すると、徐々に出場機会を増やし、現在に至るまで主力として活躍。今季もここまで公式戦11試合の出場で3アシストを記録している。
今回の報道によると、そんな若き“快足左SB”に対してレアル・マドリードがかねてから関心を寄せているようだ。同クラブは今夏にスペイン代表DFフラン・ガルシアを左SBとしてチームに迎え入れたものの、フランス代表DFフェルランド・メンディが負傷離脱を繰り返していることなどを理由に左SBの補強を検討している模様。バイエルンとの現行契約が2025年6月末までとなっているA・デイヴィスを補強ターゲットに据え、契約満了まで1年を切る来年夏での獲得を目指し、移籍金4000万ユーロ(約63億円)を用意しているという。一方で、バイエルン側はA・デイヴィスの残留を望んでおり、かねてから同選手との契約延長交渉に臨んでいる。しかし、同紙によると、一時は新契約締結に大きく近づいたものの、現在交渉は保留されており、契約延長交渉は難航しているようだ。
去就に注目が集まるA・デイヴィスだが、果たしてどのような結末を迎えることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。