ブルックス・ケプカがミケルソンに圧勝もチームは敗退 LIVチーム戦の8強決定

<LIVゴルフチーム選手権 at マイアミ 初日◇20日◇トランプ・ナショナルGC ドラル(米フロリダ州)◇7648ヤード・パー72>

賞金総額5000万ドル(約75億円)をかけた決戦。LIVゴルフ最終戦のチーム選手権」が始まった。
その初日は、年間ポイント5位~12位の8チームが4マッチに分かれて対戦。各チームはキャプテンによる2シングルスマッチと、1フォアサム(二人が1つのボールを交互に打つ)で直接対決し、勝ち残った4チームが2日目のセミファイナルへと進んだ。

スマッシュGCを率いるブルックス・ケプカ(米国)は、フィル・ミケルソン(米国)のハイフライヤーズGCと対戦。シングルス戦ではミケルソンを6&4と圧倒するも、残り2マッチで勝てずに敗退となった。

リッパーGCのキャメロン・スミス(オーストラリア)はマーティン・カイマー(ドイツ)に19ホール目で辛勝したが、こちらも2マッチで勝利を挙げたカイマーのクリークスGCがセミファイナルにコマを進めた。

セルヒオ・ガルシア(スペイン)のファイアーボールズGCはヘンリック・ステンソン(スウェーデン)のマジェスティックスGCと対戦して勝利。ルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)のスティンガーGCはケビン・ナ(米国)のアイロンヘッズGCに全勝しセミファイナルへと進んだ。

年間ポイントのトップ4チームはシードを得て不戦勝。昨年に続きダスティン・ジョンソン(米国)率いる4エーシーズGCがランク1位で最終戦を迎え、ブライソン・デシャンボー(米国)のクラッシャーズGC、ホワキン・ニーマン(チリ)のトルクGC、バッバ・ワトソン(米国)のレンジゴーツGCの4チームがシードとなった。

2日目のセミファイナルは、初日を勝ち抜いた4チームとシード4チームが最終日進出をかけて激突する。

最終日は全12チームが3つのカテゴリーに分けられ、48選手全員がストロークプレーの1ラウンドを回り、各チーム全員のスコアがカウントされる。初日に敗退したチームは9−12位、2日目で敗北したチームが同様に5−8位を、そして最終日に勝ち進んだ4チームが1−4位の順位を決定するため、4選手のトータル最少スコアで競う。

チーム戦の優勝賞金はなんと1600万ドル(約24億円)。ファイナルに勝ち進んだ1−4位のチームだけがその権利を得る。(文・武川玲子=米国在住)

externallink関連リンク

【LIVE】ZOZOチャンピオンシップ スコア速報 LIVゴルフに生き残るのも簡単じゃない? 来季の出場権確定はわずか24名 今シーズン50億円獲得! テイラー・グーチがLIV年間王者「夢が叶った」 LIVゴルフトップ12名にメジャーへの出場権? 世界ランキングポイント獲得却下にデシャンボーが提案 LIVゴルフが怒りの反論!ポイント獲得却下を受けて「もはや公正なプロゴルフ界ではない!」と声明を発表
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)