自称”アイドル風ゴルファー”の菅沼菜々 『スマイル・キャンディ』イ・ボミは憧れの存在

<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日◇19日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6495ヤード・パー72>

通算2勝目を目指す菅沼菜々がボギーなしの4バーディ「68」をマークし、4アンダー・2位タイで初日を終えた。
アウトコースからスタートした菅沼は、7番で初バーディを奪うと、後半の13番から3連続バーディ。特に14番パー3ではピッチングウェッジでピンそば約30センチにつけるスーパーショットを見せてリーダーボードを駆け上がった。

終わってみれば、ボギーフリーで、この日は菅沼とイ・ナリ(韓国)の二人だけだった。多くの選手が高速グリーンに苦しむ場面があったが、「速いグリーンが好きなので、嫌いじゃないです。これぐらい速いほうがイメージが出やすいです」と得意のパッティングが今週のグリーンでは生きそうだ。

8月の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で初優勝した際には、自称”アイドル風ゴルファー”として頑張ると宣言していた菅沼。『スマイル・キャンディ』の愛称で日本の多くのファンに愛され、今週で日本ツアーから引退をするイ・ボミ(韓国)は、やはり意識する存在だ。

「自分が高校生くらいの時にテレビを見ていて、すごい笑顔でひと際目立って、可愛いって感じで。怒らないし、すごいプレースタイルはめちゃめちゃ素敵だなと思って憧れています」と尊敬のまなざしを送り続けた。

2週前のホステス大会「スタンレーレディスホンダ」では、体調不良で棄権をしていた菅沼だが、体調はもう万全な様子。「パッティングがすごく得意なので、こういうグリーンが速いコースで優勝したいというのはありますし、2勝目が難しいと言われるので、早めにその壁を越えたい」と意気込んだ。(文・神吉孝昌)

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