マンCで苦しむK・フィリップスが退団も考慮「他の決断もしなければならない」

 マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスが、自身の去就について言及した。18日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。

 現在27歳のK・フィリップスは、リーズの下部組織出身で2014-15シーズンにトップチーム昇格を果たすと、2019-20シーズンには、同クラブのチャンピオンシップ(イングランド2部)優勝に貢献。昨夏にマンチェスター・シティに完全移籍で加入したものの、公式戦21試合の出場でスタメン出場はわずか4試合に留まるなど苦しい1年を過ごした。迎えた今シーズンも、ここまで公式戦5試合の出場に留まっている。

 マンチェスター・シティ加入後は、出場機会の減少により苦難の時期を過ごしているK・フィリップス。クラブが今夏の退団を容認していたとされる同選手には、ニューカッスルなどの複数クラブが関心を寄せていると報じられている。

 そんななか、EURO2024予選を戦うイングランド代表に招集されているK・フィリップスは、イタリア戦後に「ガレス(サウスゲート)は、僕がポジションを守るためには試合に出なければいけないと言っている」と代表指揮官とのやりとりを明かし、「それが僕のやりたいことなんだ。彼とはそのことで合意している」と出場機会の増加が必要であると強調した。

 また、「僕はサッカーがしたいし、できるだけプレーしたい。この1年半はケガやその他の要因で、それがかなわなかった。これから考えていかなければならない」と述べると、「チャンスが来ることを願っているが、もしそうでなかったら他の決断もしなければならない」と退団の可能性を匂わせるコメントを残している。

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