マインツ、FWエル・ガジへの活動停止処分を発表…中東問題に関するSNS投稿が要因

 マインツは17日、オランダ人FWアンワル・エル・ガジへの処分を発表した。

 現在28歳のエル・ガジはアヤックスやリール、アストン・ヴィラ、PSVなどでのプレーを経て、今夏にフリーでマインツに加入。ここまでブンデスリーガでは3試合に出場し、1アシストを記録していた。

 そんなエル・ガジだが、自身のインスタグラムのストーリーズでイスラエルとガザの衝突に関する自身の意見を投稿。「片方が水や食料、電力などを奪えばそれは戦争ではない」などとパレスチナに向けた文章をつづったことが大きな問題となっている。

 すでに削除されているものの、この投稿を受け、マインツは声明を発表。「中東で進行中の紛争に関して、クラブが容認できないと判断した立場を表明した」としてトレーニングと公式戦出場から同選手を除外したことを明らかにした。

「この決定を下す前に、クラブは選手と徹底的に話し合いを行なった。マインツは数十年にわたる中東の複雑な紛争について様々な見方あるという事実を尊重している。しかしながら、問題のソーシャルメディアでの投稿内容は、クラブの価値観と一致しないため、その内容から距離をとっている」

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