コルドバ（スペイン3部）のフベニールAに所属するアルバロ・プリエト（18歳）の行方がわからなくなってから早4日が経ったが、未だに発見には至っていない。16日付で、スペインのラジオ局『Cadena COPE』が報じている。
事件発生は今月12日で、前日の夜に友人たちとセビリアのナイトクラブに訪れたプリエトが、12日午前9時30分頃にセビリアの玄関口でもあるサンタ・フスタ駅で目撃されたのを最後に、現在も行方不明となっている。これまでの報道によると、同選手は12日午前7時35分発のAVE（高速鉄道）でサンタ・フスタ駅からコルドバに帰ろうとしたものの、この列車に乗り遅れてしまったとのこと。加えて、携帯電話の充電が切れ、所持金もなかったことから、購入した切符とは別の列車に乗車したところ、駅員に見つかり、降車させられたという。サンタ・フスタ駅の防犯カメラには、駅の外に出る同選手の姿が映っていたようだ。
そのなかで15日、国家警察とUME（軍隊救急隊）の隊員がサンタ・フスタ駅とその周辺で、プリエトの捜査活動にあたった。現場には警察特殊犬やドローンも出動し、懸命な捜査活動が行われたものの、新たな手掛かりは掴めなかったという。一方で、『Cadena COPE』は、アルハラフェ（セビリア近郊）で同選手と似た特徴を持つ青年を目撃した人が複数いることから、同地区も捜査対象となっていることを併せて伝えている。
なお、14日に行われた『3部リーグ第8節 コルドバvsメリダAD』の試合前には、市民の協力を求める横断幕が掲げられている。
【写真】情報提供を呼びかけるコルドバイレブン
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