
セリエA第8節の3試合が7日に行われた。
インテルはボローニャと対戦。11分にフランチェスコ・アチェルビが試合の均衡を破ると、13分にはラウタロ・マルティネスが今季リーグ戦10ゴール目を挙げて早々にリードを広げる。しかし、インテルは19分に1点を返されると、52分にはボローニャの同点ゴールを許し、試合は2-2のドローに終わった。
首位浮上のチャンスが巡ってきたミランは、敵地でジェノアと対戦し、87分にクリスティアン・プリシッチが先制点を挙げる。すると後半アディショナルタイム8分、守護神のマイク・メニャンが退場となり、ストライカーのオリヴィエ・ジルーが急造GKを務める事態に。直後にピンチを迎えたが、クロスバーに救われて事なきを得る。
後半アディショナルタイム12分にはジェノアのGKジョゼップ・マルティネスも退場し、10人対10人の戦いに。試合終了間際にジルーが本職顔負けのビッグセーブを披露したミランは1点を守り抜き、4連勝でインテルをかわして首位に浮上した。
“トリノ・ダービー”は前半に得点が生まれずスコアレスで折り返すと、後半開始早々にコーナーキックの流れからフェデリコ・ガッティがユヴェントスに先制点をもたらす。ユヴェントスは62分、アルカディウシュ・ミリクがCKに頭で合わせてリードを広げる。2-0でトリノを破ったユヴェントスは、2試合ぶりの白星で今季5勝目となった。
今節の試合結果は以下の通り。
■セリエA第8節
▼10月6日(金)
エンポリ 0-0 ウディネーゼ
レッチェ 1-1 サッスオーロ
▼10月7日(土)
インテル 2-2 ボローニャ
ユヴェントス 2-0 トリノ
ジェノア 0-1 ミラン
▼10月8日(日)
モンツァ vs サレルニターナ
フロジノーネ vs ヴェローナ
ラツィオ vs アタランタ
カリアリ vs ローマ
ナポリ vs フィオレンティーナ