レアル指揮官、出場機会激減のモドリッチに言及「1月での退団は考えていないと思う」

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、同クラブに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチについて語った。6日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 現在38歳のモドリッチは2012年夏にレアル・マドリードに加入。移籍初年度から主力選手の一角として活躍し、2017-18シーズンからは“背番号10”を託された。これまで11シーズンに渡ってレアル・マドリードのユニフォームを身に纏っており、ここまで公式戦通算496試合に出場し、37ゴール77アシストを記録。2015-16シーズンから2017-18シーズンにかけてチャンピオンズリーグ(CL)の3連覇に貢献するなど、これまでレアル・マドリードで獲得したタイトル総数は「23」にのぼる。

 そんな“大ベテラン”モドリッチは今季、出場機会が激減。ここまでリーグ戦のスタメン出場はわずか2試合に留まっており、直近の公式戦3試合では2試合に渡って出場機会が無く、3日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節ナポリ戦の25分間のプレーに留まっている。そんなモドリッチにはアメリカのインテル・マイアミからの関心も伝えられており、去就には注目が集まっている。

 そんななか、アンチェロッティ監督が7日に行われるラ・リーガ第9節のオサスナ戦を前にした記者会見に出席。出場機会が減少しているモドリッチについて語った。記者会見の中で、同選手の去就について尋ねられると、「1月での退団は考えていないと思う。彼は自分が重要な選手だと感じているし、私たちも同様だ。彼は今シーズン非常に重要な存在になるだろうし、私は彼に満足している」とシーズン途中での退団の可能性を否定した。

 さらに「彼とは毎日話しているが、今でもモチベーションが高く、チームに何かを貢献したいと熱望している。彼がロッカールームに持たらすものは、他の人にはないものだ。彼にはカリスマ性があり、プレーしていなくても重要な存在だ」と続け、モドリッチが依然としてチームに大きな影響を与える重要な選手であることを強調した。

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