バイエルンに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが、昨夏のユヴェントス退団を振り返った。5日、イタリアメディア『フットボールイタリア』がコメントを伝えている。
現在24歳のデ・リフトはアヤックスの下部組織出身で、2016年11月にトップチームデビューを飾った。クラブ史上最年少の19歳でキャプテンに就任するなど、母国で飛躍を遂げた同選手は、2019年夏にユヴェントスへと加入。在籍3シーズンで公式戦通算117試合に出場し、セリエAやコッパ・イタリア制覇などに貢献した。そして昨夏にはバイエルンへと移籍。イタリアからドイツに活躍の場を移した。
そんなデ・リフトがオランダメディア『Voetbalzone.nl』のインタビューに応え、昨夏のバイエルン移籍を振り返った。インタビューの中で移籍の経緯について尋ねられると、「バイエルンはビジャレアルに敗れてチャンピオンズリーグ(CL)から敗退した。その後、彼らは僕の代理人に連絡して、新しいディフェンダーが必要だと話したそうだ。すると、代理人は僕にバイエルンに行きたいかどうか尋ねてきたんだ。僕は機会があれば行きたいとすぐに伝えたよ」と説明した。
さらに、「ユヴェントスでは楽しかったし、愛されていたけれど、バイエルンみたいなクラブが獲得したいと言ってきたら、常にCLやリーグでの優勝の可能性がある。長く考え込む必要は無かったよ」と続け、バイエルンに移籍した理由を明かした。