
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、途中交代となったイングランド代表FWブカヨ・サカの状態に言及した。3日、クラブ公式サイトが伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループB第2節が3日に行われ、アーセナルはRCランスと対戦。14分にガブリエウ・ジェズスのゴールで先制したものの、その後2点を奪われ、1-2で逆転負けを喫した。
9月30日に行われた前試合のボーンマス戦で負傷交代を余儀なくされていたサカだが、RCランス戦でも先発出場を果たし、ジェズスの先制点をアシストする活躍を見せたものの、足を負傷した影響で自ら座り込んで34分に途中交代となった。
試合後、サカの状態について聞かれたアルテタ監督は「彼は前半にボールをバックヒールしようとした時に何かを感じたようだ。それは筋肉系の問題で、続けることができなかったので、交代させるしかなかった」と語りながら、次のように続けた。
「それ以上のことはわからないが、彼は試合を続けることができないほど大きな問題であったことから、それは私たちにとって明らかに心配なことだ」
なお、アーセナルは次戦、8日にプレミアリーグで首位に立つマンチェスター・シティとの対戦を控えている。勝ち点「1」差で迎える重要な一戦だが、サカの出場の可能性についてアルテタ監督は「全然わからない」と語るにとどめており、仮に中心選手であるサカが同試合を欠場することになれば、アーセナルにとっては大きな痛手となりそうだ。