24戦目にして待望の初ゴール! チェルシー指揮官がムドリクに言及「忍耐力が重要」

 チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、フルアム戦の勝利を振り返った。2日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第7節が現地時間2日に行われ、チェルシーは敵地でフルアムと対戦した。18分にレヴィ・コルウィルのアーリークロスからミハイロ・ムドリクの“股抜きシュート”で先制したアウェイチームは、直後にコール・パルマーのスルーパスに反応したアルマンド・ブロヤが追加点をマーク。後半は一進一退の攻防が続いたもののスコアは動かず、チェルシーが2-0で勝利した。

 前半の連続ゴールで今シーズンのリーグ戦2勝目を手にしたチェルシー。今夏に就任しここまで苦戦が続いていたポチェッティーノ監督は「我々は当然の結果を得た。前半はフルアムよりも我々の方がずっと良かったし、後半も主導権を握り続けた」と試合内容を振り返りつつ、今後の躍進への意気込みを次のように示した。

「選手たちとファンはこの勝利を必要としていたので非常に嬉しいよ。これで1週間足らずで2勝だ。我々は勝利の味を感じる必要があったし、クリーンシートを達成しなければならなかった。我々は2試合に勝利したので、落ち着いて信念と自信を築き続ける必要がある。多くの選手がフィットしていないというネガティブな状況もあったが、最も重要なことは信念であり、チームは我々が取り組んでいることを信じている」

 また、同監督はこの試合でゴールネットを揺らした2人の若き才能についても言及。「ミシャ(ムドリク)はプレミアリーグでの初ゴールを決め、アルマンド(ブロヤ)は長期離脱を経て再びゴールを決めた。とても嬉しく思うし、彼らはそれに値する」と活躍を称賛したうえで、チェルシー加入後公式戦24試合目にして待望の初ゴールを決めたムドリクへの言葉を次のように続けた。

「若者には時間が必要で、落ち着く必要があることを理解しなければならない。それは適応についてだ。ムドリクがここに来てからは大きな変化があったし、しっかりとしていないチームに馴染むことは簡単ではない。彼はケーキの上のチェリーではなく、チームに何かを加える必要があったんだ。忍耐力を持ち、才能ある若い選手たちを信頼し、自信を構築すべき時だ。一歩一歩が大きな仕事だよ。我々にとっては忍耐力を持つことが重要なんだ。勝てていない時も、我々は落ち着いて前向きだったし、信念を持っていた」

 チームに先制点をもたらしながらも、ハーフタイムで交代となったムドリク。ポチェッティーノ監督は“10番”の状態について「彼は太ももに違和感を覚え、プレーを継続するのは好ましくなかった。我々は評価する必要がある。大きな問題ではないことを願っているよ」と明かした。

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