
ラ・リーガの第7節が27日に行われ、3位のレアル・マドリードと17位のラス・パスマスがサンティアゴ・ベルナベウで対戦した。
前節、アトレティコ・マドリードとのダービーに0-3で完敗し、今季初黒星を喫したレアル・マドリードは、ローテーションでMFジュード・ベリンガムがベンチスタートに。代わりにMFブラヒム・ディアスがトップ下の位置に入り、前節はベンチスタートだったFWホセルやMFオーレリアン・チュアメニ、DFフェルランド・メンディ、DFナチョ・フェルナンデスらがスタメンに名を連ね、離脱していたFWヴィニシウス・ジュニオールとDFダニエル・カルバハルもベンチ入りを果たした。
試合は序盤からホームのレアル・マドリードが攻勢に出る。高い位置でのボール奪取からのショートカウンターや分厚い攻めでゴールに迫ったが、ホセルやロドリゴ、ブラヒム、ナチョらのシュートは、ラス・パルマス守備陣の粘り強い対応に加え、守護神のGKアルバロ・バジェスの好セーブに阻まれ、チャンスを得点に結びつけることができない。
さらに41分には、ダヴィド・アラバが負傷交代。不穏な流れの中で迎えた前半アディショナルタイムだったが、レアル・マドリードにようやく得点が生まれる。セットプレーのこぼれ球を回収したフェデリコ・バルベルデが右サイドへ展開。DFがクリアしきれなかったボールをバスケスが拾ってボックス中央に送り、これを受けたブラヒムがワントラップから右足でネットを揺らし、チームに待望の選手点をもたらした。
迎えた後半は1点を追うラス・パルマスが前に出て行ったが、54分に左サイドでボールを受けたロドリゴのクロスにボックス中央のホセルが頭で合わせ、レアル・マドリードが加点。リードを広げると、得点を奪ったブラヒムとホセルに代わって、負傷明けのダニ・セバージョスとヴィニシウスがピッチに送り出された。
結局、レアル・マドリードが最後まで試合をコントロールして終了。今季クラブに戻ってきた両選手のゴールにより、レアルが2-0で勝利した。そのレアルは次節、30日に敵地で首位に立つジローナとの首位決戦に臨む。
【スコア】
レアル・マドリード 2-0 ラス・パルマス
【得点者】
1-0 45+3分 ブラヒム・ディアス(レアル・マドリード)
2-0 54分 ホセル(レアル・マドリード)
【スタメン】
▼レアル・マドリード(4-3-1-2)
GK:ケパ
DF:ナチョ、リュディガー、アラバ(41分 バスケス)、メンディ(77分 フラン・ガルシア)
MF:バルベルデ、チュアメニ、カマヴィンガ(77分 クロース)、ブラヒム(57分 セバージョス)
FW:ホセル(57分 ヴィニシウス)、ロドリゴ