
レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、開幕から好調を維持している日本代表MF久保建英について言及した。24日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がコメントを伝えている。
ラ・リーガ第6節が現地時間24日に行われ、レアル・ソシエダはホームでヘタフェと対戦した。開始直後の2分、ボックス内右でブライス・メンデスのパスを受けた久保が左足のコントロールショットを沈めてホームチームが先制。その後は点の取り合いとなるも、ミケル・オヤルサバルやB・メンデスが追加点を奪ったレアル・ソシエダが4-3で接戦を制し、公式戦3試合ぶりの白星を飾った。
電光石火の先制ゴールでチームの勝利に大きく貢献した久保。レアル・ソシエダ加入2年目の今シーズンは、右ウイング(WG)を主戦場にここまで公式戦全6試合に先発出場。ラ・リーガでは得点ランキング2位タイとなる4ゴールを挙げるなど“絶好調”を維持している。チームを率いるアルグアシル監督はヘタフェ戦後の会見にて、存在感を放つ22歳の日本代表戦士に対して次のようにコメントした。
「彼は一歩を踏み出したんだ。そして、それは非常に素晴らしいことだ。私から言える唯一のことは、彼が非常に優秀だということだ。何か新しいことを言っているわけではない。これは私の功績ではなく、彼自身の功績だ。私が望んでいるのは、彼がゴールを決める確率をより高めること。私は常に要求しているしかし、これは彼だけでなく、(アンデル・)バレネチェアやFWたち、2列目から入ってくる選手たちにも言えることだ」
今シーズンはスペイン国内のコンペティションに加え、欧州最高峰のチャンピオンズリーグ(CL)にも参戦しているレアル・ソシエダ。“エース”の風格さえ漂う久保の今後のさらなる活躍に期待がかかる。